名刺



自分のデザインするという事のイメージを名刺にしました。

制作する初期の段階では、名刺を持つ指のところがくぼんでて持ちやすいだとか
ものの目安になるものがついていてちょっとした定規になる、受け取ったあとのマナーが描いてあってトリセツみたいになる、
などと妙な事をしようとしていたのですが名刺としての役割を考えると効果的ではないと思いこの形になりました。

左の名刺のデザインは、不確かなモノ(情報)を自らの手で形にしていく(デザインする)という事をイメージしたイラストを作り、
大きめに配置して見た目にも印象に残りやすくしています。

右の名刺のデザインは、服飾のステッチを意識して作っています。
ふわふわと決してまっすぐでなく縫われている様子は、今まで何かを作る時にたくさんのコト、モノ、ヒト、に影響されながら
自分だけのカタチを完成させてきたという様子をイメージしました。